【プロが解説】離乳食のしらすは冷凍保存で時短&栄養満点!

離乳食

栄養豊富なしらすは、離乳食にぴったりの食材。 でも、少量ずつしか使わないし、すぐに傷んでしまう…と悩んでいませんか?

そんな時は、しらすを冷凍保存するのがおすすめ! 冷凍することで、長期保存が可能になり、必要な時に必要な分だけ使えてとっても便利なんです。

この記事では、冷凍のプロが、しらすの離乳食への活用法、冷凍保存方法、解凍方法、そして段階別レシピまで、徹底的に解説します。 冷凍しらすをマスターして、離乳食作りをもっと楽に、そして赤ちゃんの健康をサポートしましょう!

目次

  1. 離乳食開始時期は?しらすの栄養と効果
  2. しらすを冷凍保存するメリット・デメリット
  3. 離乳食向け!しらすの冷凍保存方法
  4. 冷凍しらすの解凍方法
  5. 離乳食初期から完了期まで!しらすを使った簡単レシピ
  6. 冷凍保存したしらすを与える上での注意点
  7. まとめ:冷凍しらすで離乳食作りをもっと簡単に!

1. 離乳食開始時期は?しらすの栄養と効果

しらすは、離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)から与えることができます。カルシウム、タンパク質、DHA、EPAなど、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

  • カルシウム:骨や歯の形成に必要
  • タンパク質:筋肉や血液を作るのに必要
  • DHA・EPA:脳の発達をサポート

しらすは消化吸収も良いので、離乳食初期の赤ちゃんにも安心して与えることができます。

2. しらすを冷凍保存するメリット・デメリット

しらすを冷凍保存するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 長期保存が可能になる:生のしらすは傷みやすいですが、冷凍保存することで約1ヶ月保存可能です。
  • 必要な分だけ使える:冷凍保存しておけば、必要な分だけ解凍して使えるので便利。少量ずつ使いたい離乳食に最適です。
  • 時短になる:下処理をして冷凍しておけば、離乳食を作る際の時間短縮にも役立ちます。

デメリット

  • 冷凍庫のスペースが必要:冷凍保存には、冷凍庫にある程度の空きスペースが必要。
  • 解凍の手間がかかる:冷凍したしらすは、解凍する作業が必要です。
  • 食感や風味が多少変化する:冷凍することで、生に比べて若干食感や風味が変わることがあります。

これらのデメリットはありますが、メリットの方が大きいため、しらすの冷凍保存は大変おすすめです。

3. 離乳食向け!しらすの冷凍保存方法

しらすを冷凍保存する際の手順は以下の通りです。

  1. 下処理:しらすは塩抜きと加熱処理が必要。離乳食初期~中期なら沸騰したお湯で1~2分茹で、塩抜きと加熱を同時に行います。後期以降はさっと洗う程度でもOK。赤ちゃん用しらすは塩抜き不要です。
  2. 水気を切る:茹でたしらすは、しっかり水気を切ります。水気を切ることで塩分をできる限りしらすに残さないようにします。
  3. 小分けにする:1回の使用量ずつ製氷皿に分け、スープを注ぐ。または、大きめのフリーザーバッグに分け、できる限り薄く伸ばしましょう。
  4. 冷凍:製氷皿の場合は、冷凍庫の平らな場所へ。フリーザーバッグの場合は平らに広げて、冷凍します。
  5. 日付を記入:冷凍した日付を明記し、約1ヶ月以内を目安に使い切ります。

【ポイント】スープを注いだしらすは乾燥しづらいため、フリーザーバッグで冷凍した場合と比べて品質が長持ちしやすくなります。

4. 冷凍しらすの解凍方法

冷凍しらすの解凍は、赤ちゃんの月齢や調理方法に合わせて行います。

  • 離乳食初期~中期:電子レンジ解凍か、少量の水と一緒に鍋で加熱。解凍後は温度を確認してから与えましょう。
  • 離乳食後期~完了期:加熱料理に使うなら、凍ったまま加えてもOK。ただし自然解凍は雑菌繁殖の恐れがあるので避けるのがおすすめです。

5. 離乳食初期から完了期まで!しらすを使った簡単レシピ

冷凍しらすを活用して作る、段階別の離乳食レシピをピックアップしました。

離乳食初期

  • しらす粥:10倍粥にしらすを混ぜるだけ。すり鉢やブレンダーでペースト状にすると食べやすい。
  • しらすと野菜のポタージュ:しらすと野菜(かぼちゃやにんじんなど)を煮てポタージュに。

離乳食中期

  • しらすと豆腐のあんかけ:豆腐と野菜を煮て、とろみをつけ、しらすを混ぜます。
  • しらすと野菜の混ぜご飯:柔らかめのご飯に刻んだ野菜としらすを混ぜるだけ。

離乳食後期~完了期

  • しらすと野菜のチャーハン:ご飯、野菜、しらすを炒めて、控えめに味付け。しらすの塩味があるので薄味でOK。
  • しらす入りお好み焼き:お好み焼きの生地にしらすを入れて焼く。野菜もたっぷり加えると栄養アップ。

6. 冷凍保存したしらすを与える上での注意点

  • アレルギー:しらすはアレルギーを起こしやすい食材。初めて与えるときは少量から様子を見ましょう。
  • 塩分:しらすは塩分が多め。特に離乳食初期の赤ちゃんは塩分過多にならないよう、塩抜きを忘れずに。
  • 骨:細かい骨が残っている場合があるので、初期~中期はすりつぶすかブレンダーでペースト状にし、骨を感じないようにするのがおすすめ。

7. まとめ:冷凍しらすで離乳食作りをもっと簡単に!

冷凍しらすは、離乳食作りをサポートしてくれる心強い味方です。この記事で紹介した方法を参考に、ぜひ冷凍しらすを活用して、手軽に栄養満点な離乳食を準備してくださいね。

冷凍を活用することで、赤ちゃんの健康とママパパの負担軽減を両立させましょう!

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